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人はことばを通じてものごとを理解し、またそのことばを使って考えます。そして、自分の考えを「話す」、「書く」ことにより自己表現をしています。多くの子ども達が「書く」ことに、難渋するのはこの一連のプロセスにおける力が未熟だからです。つまり、文章を考えるということは、子どものことばをあやつる運用能力にかかっていると言っても過言ではないでしょう。読むー理解するー考えるー文章にする(話す)という一連の流れから「自分の文章を書く」ことにつなげていくためには、各プロセスでの様々なトレーニングが必要です。これらの力は読解力を中心とした学習のみでは決して身につかない力です。 すでに、「読書くらぶ」では、子どもがたくさんの本を読み、語彙や表現力を豊かにするための速音聴できる本を提供してきました。また、インプットしたことをアウトプットすることを目的とした「あらすじ」を書くことにより、子どもの文章を書くことに対する抵抗感をなくし、ひいては文章を書く力につなげてきました。ちなみに、今年の夏、「読書くらぶ」では多くの子どもに読後感想文の指導をしましたが、日頃から「あらすじ」をきちんと書いている子どもはこの作文がしっかり書けていました。やはり、「継続は力なり」ですね。 さて、これで十分かと言えば十分でないと言わざるをえません。私たちの目標は、後で述べるようにもっと高いところにあるからです。そこで、今まで私たちの取り組んできた作文指導の経験をさらに押し進め、子どものことばの運用能力を高めるための『国語ジム』を開講することにしました。 |
速音聴による読書は子どもの「追唱」の力を育て、子どもを読書好きにします。そして、「追唱」のスピードを上げることにより、自然と「速読」の力がついてきます。 速読になると、たくさんの本を読むことができ、さらに言語活動が豊かになるという好循環が生まれます。 |
文章を「論理的に」理解すること、また要約したり、言い換えたりする力を養います。そして「論理的な」文章を書く準備をしていきます。 |
ことばを「つなぐ」「わける」「ほりさげる」のプロセスにしたがって体得するプログラムです。語彙を増やし、発想力や考える力を伸ばして『個性的で論理的な』文章を書く力やコミュニケーション能力を養います。 |
OECDの「国際学力比較調査」(PISA)において、記述式の解答を求められる問題で、日本の子ども達は無回答が多いことが問題になっています。文章を書くことが苦手であるだけでなく「考える」ことそのものを放棄しているので、事態はより深刻です。「考える」ためのことばの学習を急がねばなりません。今、社会が、また世界が子ども達に求めているのは「考える」力をもった行動力のある人間像です。今まで重視されてきた、いかに多くの「知識」をもっているかではなく、いかにその「知識」を使い様々な問題をスピーディに柔軟に解決できるかという『知恵』が求められているのです。 来年から大学全入時代に入り、AO入試が主流になっていくであろう大学入試では、面接・課題レポート・議論・小論文などの能力はより重要性を増していくことは疑いのないことです。また就職活動では、多くの企業がより良い人財を求めて、エントリーシートの中身をよりシビアに吟味することでしょう。これらの時代に対応するために『本当に役立つ国語力をつけること』、つまり「聴く」「話す」「読む」「書く」ことや、コミュニケーション学習などを通じて本物の『考える』力を養うことが『国語ジム』の最大の目標です。 |
◆対象:小学生全学年 「読書くらぶ」に在籍し、日頃「あらすじ」がきちんと書けている人。 |
読書くらぶ・算数ジム・国語ジム開講時間割
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