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塾長のコラム

くらじゅく通信の創刊

準備するということ
◆イチローと準備
  人間は何かをするときに、必ず「準備」をします。「準備」のよしあしで、結果が違うということがあるのは、日ごろよく経験することです。この言葉を特に私に意識させてくれたのは大リーグで活躍するイチロー選手でした。大リーグ1年目に日本のマスコミを避けていたイチローが、シーズンオフに特集として組まれた番組で、1年間の沈黙を破ってインタビューに応じていたのを、たまたまテレビで見る機会にめぐまれました。その中でイチローの口から「準備」という言葉がさかんに出てきました。インタビューの中身を簡単にまとめると、「準備」をしっかりやっていいプレーができた時は本当にうれしいが、「準備」が不十分だった時は、たまたまいい結果がでてもうれしくない、というものでした。そこにはプロセスを大切にするイチロー流の哲学があります。イチローがオリックス時代に大リーグを目指して、自らのパワー強化と英会話取得に力を注いでいたというのはよく知られている逸話です。ここでも「準備」にぬかりはありませんでした。

◆目標を実現するための「準備」
  イチローの成功は、私たちに結果で物事を判断せず目標を実現するためにどのような「準備」をするのか、それが一番大切であることを教えてくれています。私事になりますが、宮古島トライアスロン(スイム3キロ・バイク155キロ・ラン42.195キロ。総距離約200km.)を完走するのに、宮古島を目標としてから5年間の「準備」期間が必要でした。明確な目標は「準備」次第で実現できることを自分自身の身をもって経験しました。この5年間については、またの機会に書きたいと思っています。

                (くらじゅく通信2002年7月より)

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