◆最近の報道によると
最近、新聞、テレビで「オレオレ詐欺」(つい最近の新聞では警察庁が犯罪の実態が名称をかけ離れていることを理由に名称の変更を提案している。広島県警ではすでに「なりすまし詐欺」と名称を言い換えている。)この手の詐欺が出だしてからかなり日が経っているのですが、その被害はとどまることを知りません。まさか自分がと思っている人がコロリとこの詐欺に引っかかっている様です。
◆詐欺と追唱との意外な関係
その引っかかる理由を分析していた番組をたまたま見る機会をえました。番組では詐欺師の相手をコントロールする巧みな話術と話すスピードに「仕掛け」があると結論づけていました。通常、聞きやすいアナウンサーの話すスピードが1分間に422文字に対して詐欺師の話すスピードは522文字とかなりはやいのです。人ははやくしゃべられると追唱(ついしょう:相手のしゃべる言葉を理解しながらそっくりそのまま頭の中で繰り返すこと。)が追いつかないので相手の言っていることが理解できず、パニック状態に落ち入り、冷静な判断力を失うらしいです。あとは詐欺師の思うままです。彼らが追唱することが遅くなっている高齢者を狙っているのには、理由があるのですね。
◆「読書くらぶ」で早聴きのトレーニングをすると
「読書くらぶ」では、通常の会話のスピードの2〜4倍の音声を聴きながら読書します。早聴きの訓練になり、しかも記憶力や判断力が非常に向上しますので、オレオレ詐欺師が電話してきても余裕をもって対処できるはずです。そういう面からも大人の方に「読書くらぶ」をお勧めしたいです。また、こう言うことがありました。小学生が工場見学で係員の説明を受けてメモを取るように、先生から指示を受けていたのですが、たまたまその係員が早口だったので、ほとんどの子供達はメモを取れませんでした。その中で速音聴を常々聴いていた子供達は余裕をもってメモを取っていたのは言うまでもありません。速聴力がものをいう身近な例です。
◆ 追唱のスピードを上げると英語のヒヤリングの力が上がる!!
また塾生の英語のヒヤリングの力が大幅にアップしています。ネイティブのスピーカーのしゃべるスピードは日本人のほぼ倍のスピードですから聴きとりにくいのはあたり前です。それが聴きとり易くなったのはやはり早聴きの効用です。しかも英語の早聴きでなく日本語の早聴きでこのような効果があるのですから、驚きです。もちろん英語の早聴きをすればその効果は倍増します。
◆耳年齢という考え方
私は57歳ですが、調子の良いときは4倍速で聴け、3倍速なら余裕で聴けます。皆さんはいかがでしょうか。ご自身の追唱のスピードはどれくらいか興味のある方は、ぜひ「読書くらぶ」に確かめに来てみて下さい。また今後早聴きという観点から、自分の耳年齢を知ると言うようなことが提唱されるようになるかも知れませんね。
(くらじゅく通信2004年11・12月より)
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