| お遍路日誌(その1) |
平成16年8月12日
◇お遍路の始まり
7時にホテルを出る。風邪をひいたようだ。鼻汁がでる。のども痛くなってきた。ホテルに泊まると調子が悪くなる。たぶん空調のせいだろう。それと昨日夜寒気に対するケアを怠ったせいもある。そんな反省からバイクウェアの上から長袖のシャツ、トレーニングパンツを着る。ホテルで朝食をとれなかったので、コンビニでアンパンとカルピスウォーターを買って食べる。一路11号線を東へ。
11号線から41号線に分岐するところをたずねると人のよさそうなおじさんはいきすぎだからもどるように言ってくれた。もどってみるもののどうもあやしい。ちょうど出勤途中のゴルフ場のバスの運転手さんに聞くと、まだずっと東の方に分岐があるとの事。後者が正しかったのだが、間違ったことを教えてくれる人もあれば正しいことを教えてくれる人もある。そこで最後に判断を下すのは自分である。これからも何度かこういう場面に遭遇するであろうが「道案内は人生そのものである」とはよく言ったものである。
◇峠を越えて第一番札所霊山寺へ
さて41号線であるが分岐からしばらく平地でその後は延々とのぼりである。卯辰越という峠である。珠州トライアスロンの大谷峠を思い出しながら、登る。シッティングのままのぼれた。下るとドイツ村公園があった。さらに下りきった所に第1番札所の霊山寺(りょうぜんじ)があり、8時半頃についた。霊山寺でお遍路グッズ(納経帳・判衣・納札・線香・頭陀袋(ずだぶくろ))を購入。しめて7500円。荷物はリュックにすべて詰めてきたのでお遍路グッズは最小限とした。それにしてもリュックはパンパンである。
◇種まき大師さんの由来
読書くらぶでご縁のあった幸徳さんから聞いていた種まき大師さんの東林院に向かう。一番奥院とあるので霊山寺の中にあるかと思っていたが全くちがうお寺らしい。徳島市の方へ向かうこと5キロ。ここは八十八ヶ所霊場の番外であるが弘法大師が四国に入って最初に訪れたところらしい。納経をしてくださる若いお坊さんに種まき大師さんのいわれを聞かせていただいた。
種まき大師さんとはもちろん弘法大師のことであるが、1つ目の種は中国から持ち帰った種子を畑にまき食べ物を作ること。2つ目の種は人々に信仰の心を根付かせること。この2つの種まきをした最初のお寺ということである。ちなみにこの若いお坊さんは夙川に住んでいたという。震災で住むところがなくなり四国に来たという。お遍路初日からすごいご縁に出会ったものである。
◇十番札所切幡寺の麓で
もと来た道を戻り霊山寺・極楽寺・金泉寺・大日寺・地蔵寺・安楽寺・十楽寺・熊谷寺・法輪寺とまわり切幡寺へ。切幡寺は山寺で急な坂をのぼる。急すぎて自転車でのぼることをあきらめ、333段の階段の下に自転車をおき階段をのぼる。お遍路1日目でさすがに疲れた。最初の卯辰越の山登りがこたえたらしい。
切幡寺の下にある。坂本民宿でお世話になる。坂本民宿は途中の札所で看板をみつけ予約を入れておいた。リュックが思いのほか一杯になり、荷物整理をして、いるものを最小限にとどめ、いらないものを宅急便で自宅に送り返すことにした。荷物は半分近くに減少。ずいぶん軽くなった。8時に就寝。翌朝6時までぐっすりと眠った。
|
|