| お遍路日誌(その2) |
平成17年8月11日
◆みきり発車
午後9時ごろタクシーで芦屋駅へ。輪行バックは自転車や荷物を入れると20s位か。大型のタクシーを頼んでおいたのだが、トランクに入らず後部座席にようやく収まった。右肩を故障しているので利き腕でない左肩で担ぐが非常に重い。ひょっとして25s位あるかもしれない。JR快速ムーンライト高知は京都発なので少しでも前の駅から乗ろうと判断し大阪駅へ向かう。この電車は全車指定であるが、数日前芦屋駅に予約に行くと満席で指定券を買うことができなかった。お盆の帰省とかさなっているのであたりまえだなあと納得してその時帰ったのだが・・・。何とかなるだろうと考えてとりあえず大阪までということで、今日早めに家を出発した。
◆腹をくくる
乗場は長距離列車の専用ホームと考えていたが意外にも姫路方面行きのホームだった。10時半頃だったがたいそう混んでいた。高知行きと松山行きに四国のどこかで分かれるらしい。高知行きの3号車の名札の前で待つ。60歳くらいのおじさんと何とはなしに話をする。同じ高知行きに乗るらしい。実は切符を持っていないので空席があることを当てにしてきた旨を話した。そのおじさんは旅なれているらしく、列車がホームに入ってきたらすぐに車掌に話したらよいとアドバイスしてくれた。最悪の場合は芦屋で降りて次の朝一番の電車にしようと腹をくくった。
◆もう始まっていたお遍路
列車が12時前に入ってきた。すぐに車掌を見つけ席のことを話すとグリーン車で1つ席があいていることが分かった。少し高くなるがラッキーであった。くだんのおじさんに席が確保できたと報告し電車のいちばん前の一号車の車両に落ち着いた。周りは年配の人が多いだろうと思ったが意外にも若い人が多い。私の若い頃はグリーン車なんてとても乗れない存在であった。これも時代の流れかなとしばし感慨にふけってしまった。
席におさまると、飲み物を何も買っていないことに気づく。席の確保ばかりに気をとられていたから仕方がないとあきらめたところ、またあのおじさんがビールとおつまみをわざわざ持ってきてくれた。お連れが電車に乗っていないとのこと。その分があまったので「どうぞ」ということであった。ありがたく頂戴する。お遍路の出だしからお接待を受けたようでこれから先順調にまわれる様な気がしてきた。リクライニングシートで快適に朝までぐっすりと眠った。
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