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1983年、縁あってこの苦楽園の地に塾を立ち上げました。この23年間、多くの子どもたちとその保護者とご縁をもち、子どもの学力を上げるため精進してきました。私は大学が理数系出身と言うこともあり、算数、数学、理科が得意分野で西宮北高校理数科(現サイエンス・コミュニケーション科)へは、数多くの子どもたちを送り出してきました。また、今年卒塾した生徒が、西宮北高校新1年生最初の評価テストで147名中1位という成績を上げました。その内容は数学・英語・国語300点満点で298点というパーフェクトに近いものでした。当塾は基礎学力を重視し、小手先の応用に走ることなく地道にやってきた結果だと自負しています。 さて、20年近くの教務経験の中で、指導に一番苦労したのは、小さい頃から幼児教育を受け学習意欲を失っている子ども、算数、数学の計算に特化して全国展開している塾で指導を受けた子どもでした。前者は小さい頃から何でもかんでも暗記させられ、勉強というのは暗記することだと考えているようで、暗記はもうウンザリだという風でした。それで学習意欲がわいてこないようでした。勉強そのものがツマラナイと拒否するメンタルブロックが強く、それを突き崩すことがなかなか出来ませんでした。 後者は計算のやり方は知っているが、計算のしくみそのものを全く知らない子どもです。いわゆる、うのみをしている子どもです。自己の中で計算の過程が消化されていないので途中の式がないまま答えを出します。理由は式を書かないで答えを出せと教えられているので式がないのは当たり前です。式を書くように強く指導すると、答えを書いてから式を考える始末です。この子どもに共通しているのは、計算はできるが文章題が全くできないことです。計算のしくみの中に文章題を解く鍵があるのですから文章題ができないのです。当塾では式がその人の思考過程を表していると考えているので、相容れません。本当に根強く指導することが必要で、計算ができるだけに、その思考方法を変えるには時間がかかります。阪神間の塾が集まって、教材を研究する会でもこの後者の子どもの指導のしにくさについては常に話題にのぼります。理屈を考えないのですから思考力も育ちません。 このことに対しては私自身、しょうがないなと長い間さけて通ってきました。それに替わる教材がなかったからです。ところが、そのジレンマを解決してくれる教材に出会いました。それが算数ジムです。その教材を使用して1年近くがたちますが、改めてその優位性を確信しました。 それでは、算数の苦手な子ども・算数の得意な子どもそれぞれが楽しめる算数ジムの特徴をご紹介しましょう。 |
一般の指導では、一般法則を教師が論理的に解説し、その法則に従い子どもが演習を行います。 この演繹法的手法は知的な喜びを伴うことが少ない労働的・機械的作業です。人間はしなくてもよいことが楽しいもの。しなければならないことも、しなくても構わない時期に学習すると楽しいものになります。いっぽう算数ジムでは類例をたくさん経験し、直感的に答える中で、子どもが帰納法的に法則を発見するように指導します。自ら物事の法則を発見することは人間の知的楽しみにつながり、理解は完全になります。またこの事は子どもに自信をもたらし、算数の学習に勇気を持ってあたることができます。 |
一般指導では学習の順序は、一つの教科書に示された順序に従うように強く指示されています。一本のレールに次々と現れる課程を順々に学習するように強く規制されているのです。したがって、途中にできない問題があると、次に進めなくなります。算数ジムでは、整数は整数で上の学年へできる限り進められるようになっています。また、分数は分数で可能な限り、整数など関係なく上の学年に進められるようになっています。図形は図形が持つ直感的理解の順序・技術的理解の順序などをもとに、子どもが楽しく勇気を持って当たれるように配列してあります。 |
いろいろの分野の学習を独立して学べることは、他の単元が邪魔しないので上の学年の領域に飛躍していく指導ができます。そのため上級学年の単元を学習することが可能になり、少しでも上級学年の単元ができると、子どもを高く評価することができます。これは子どもに勇気をもたせるのに実に有効となります。そして、単に分野別に分けているのではなく、たとえば分数の教材は分数の発生から考えて、学習順序を現在の指導要領に必ずしもとらわれずに、子どもが理解する順序と子どもが喜ぶことを配慮して編集されています。 |
一般の問題の場合、問題の構成はかなりの頻度で複合問題を目指しています。なぜなら、少ない問題量で多くのことを学ばせたいと考えているからです。誰にもかれにも複合問題を与えて「考えさせる」と主張していますが、その実『単純な問題の積み重ねから生まれる法則の発見をおろそかにしている』ことになります。 |
割合・比・分数は考え方が違いますが、アプローチの仕方が違うだけで、同じ結果にたどりつきます。相互の関連性をつかむことは、算数の概念を理解するのに非常に重要なことです。算数ジムの教材は、この関連性に子どもが気づき、つかみやすいように構成されています。 |
算数ジムが提案する教材の分量の多さは、法則を発見しそれを『固定』(納得し自由に使いこなしていること)するための分量です。この『固定』がいい加減では次に進めなくなります。直感を生かす学習をすれば、多くのテーマでどんどん学習が進められます。 |
算数ジムでは音読による記憶を重視しています。人間は言葉で物を考え、言葉で記憶します。したがって、算数といえどもその概念を言葉として頭の中にインプットしておきます。そうすることにより、必要なときに言葉として記憶した概念を再度言葉として取り出すことができます。このことができることにより、学習がスムーズに運びます。そして、この記憶を確実にするためには、音読が欠かせません。最初は時間がかかっても、徐々に短時間で記憶することができるようになってきます。 |
一般の指導はできないところをチェックするマイナス評価中心です。多くの子どもの勇気をくじく相対評価です。練習そのものを評価せず結果を重視します。算数ジムは、できなくとも一向に構わないところをできるようにするプラス評価からのスタートです。練習そのものをプラス評価する、子どもに勇気をあたえる絶対評価です。競争があるとすれば昨日の自己との競争です。 |
算数ジムの教材を見ることができます。 |
| ◆対象:小学生全学年 ◆ 時間:50分 ◆回数:月 4回 ◆定員:各クラス5名 ◆ 開始時間:月曜日6時・水曜日6時・木曜日6時 ・金曜日6時 【費用】 ◆ 週1回7,000円(税込み) ◆ 週2回 13,000円(税込み) ◆教材: なし |
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